2017年8月26日土曜日

青年と小鹿


我が家の3人の子どもたち。


今はぐ~んと成長し、
それぞれ親元を離れ、
各地で学生生活を
謳歌しています。

長女は一足先6月に、
長男と次女はこの夏のお盆に、
ここ美瑛に帰郷しました。

地元の友人と出かけたり、
時どき私たち親と遊んでくれたり。

故郷で思い思いに、存分に
リフレッシュしてくれたようです。

特に息子は
1週間しかいられなかったので
キャンプに行ったり、カヤックしたり、




時どき父を手伝い、
また釣りに行ったりと




毎日、飛び回り
北海道を満喫していました。


そして千葉へ帰る当日の朝も
最後の釣りを楽しみに
ひとり山奥へ。

熊に会いませんように、
と願いながら。

この日も、まずまずの釣果だった様子。


川原で釣った魚の腹を裂き
記念撮影していると、
背後で何かが水に落ちる
大きな音が。

クマ !!!???

見ると、なんと!
小鹿が川に落ちていたそうです。


しかも大パニック状態。

下流に戻れば
浅瀬に行けそうなのに・・・



ステップ状に見えるからか、
滑る魚道を
必死に上がろうともがき、
上流に向かって
何度も何度もジャンプを繰り返し、


ジャンプしては滑り、
溺れそうになっていたそうです。

息子は注意深く前方に回り、
声を掛けましたが、
小鹿は益々パニック状態で
進路を変える余裕がなかったと。




仕方なく息子も水に入り
小鹿の傍らに立ち、
浅瀬に向かわせたところ、


一命を取り止め、
呆然と立ち尽くす小鹿。

息子が様子を伺いに近づくと・・・


なんと!

逃げずに体を触らせてくれたのです ♪



命の恩人とわかったのでしょうか。

それから、小鹿が下流に向かって
歩いて帰る様子を見届け、
帰り間際に最後の最後、
竿を一振りすると、

なんと!なんと!!


この夏1番の大物が釣れたそうです。

コレは、森の神様からのお礼に
違いありません。

彼にとって
生涯忘れられない夏!


さぁて、皆さまには
どんなステキな
思い出ができましたか。




足早に秋がやってきている
カフェ周り。

ぜひ、皆さまの夏の出来事も
お聞かせくださいね。

お待ちしてます。


*******************************


地方発送用野菜の
S1,S2は完売致しました。

ありがとうございました。



2017年8月12日土曜日

OMG! 大惨事 !!


8月に入っても、 相変わらず
北海道には珍しい
蒸暑い日が続きました。

重たい空気の後は、
集中的なシャワー、急激な雨。


そのあと涼しくなってくれるのが
まぁ、本州とは違う
救いの部分でしょうか。


 畑の作物たちは
それぞれスクスク。


丘の上からは、どこを見ても
美しいパッチワークが見渡せる
楽しい時期でもあります。

我が家の畑でも
馬鈴薯の収穫作業を
始めました。


今年もご覧のとおり
いい出来ですよ ♪

カフェメニューに
登場してますからね。

さてさて他の作物は・・・

 


順調、順調。


こちらも順調、


・・・のはずでした。

ところが、

ガーン!!


一夜にしてこのありさま。

お盆の連休前、
忙しくなる前のこの日に
電熱線で防御しようと
話していたのに。


毎年、数本ずつ
被害に合ったことは
ありますが、

今回は、クマでも出たのかと思うほど
1度にガッツリやられました。

ビックリです。


何本も、何本もなぎ倒し、
皮を剥ぎ、ほぼ完食。

芯までかぶりついたり、
幹を倒さず、高いところのも
かじられていたり。

少ない面積しか作っていない
とうきびなので、
私たちにとっては
大打撃、大惨事です。

一体、誰の仕業?





いろいろ証拠を探してみますが、
今ひとつ、わかりません。

少し大きくなった君ですか?


それとも君たち?



それとも、みんなで?


とにかく急いで
これ以上の被害を出さないために。


ソーラーパネルを設置し、完了。

小さい子も、大きい子も
もう来ないでくださいね。

さあ、気を持ち直して
玉ねぎ収穫。



こちらも大きく立派なものが
取れました ♪


納屋に引き上げようと
したところ・・・

あーーーっ!!!


見ーつけ!


丘の上へ
おこぼれを持ち去る君。

でも、君だけの仕業じゃないでしょ。
きっと。

とにかく、
もう来ないでくださいね。