2015年10月3日土曜日

爆弾低気圧のあと。


10月1日、台湾から中国へ抜け、
温帯低気圧となった台風21号。

が、中国東北部で低気圧と合体し、
再び台風のような勢力を持ち、東進。

その後、さらに
北日本周辺で急速に発達するという
不気味なニュースが舞い込みました。

この「爆弾低気圧」の影響で
1日夜から2日にかけて
道内は大荒れになるとの予報。

北海道では最大瞬間風速が40mを
超えるところも!、とのことでした。


北海道で、って言われても
いったいどこ?

とにかく要注意!

我が家でも雨風に弱そうな所を
強化したり、保全したり。


コテージ周りの水はけを良くし、


造ったばかりの出入り口の排水溝は
蓋をはずし、大量の雨水も対処可能に。






何をしてるかというと・・・


とりあえず、ひびを固めてます。


  

看板も支えをつけて、強化。



植木鉢は店内に避難。


他にも、ビニールハウスや
納屋の扉をきっちり閉め、

パラソルやベンチを片付けたり。

 

不気味な空模様に
とにかく、備えました。



幸いこの辺りは
1日の夜も、2日の昼間も、


 時おり風が強まったり、
雨足が激しくなったりはしたものの、

大事には至ることはありませんでした。



心配してくれていた
遠方の友人や母にも
無事を伝えました。



ところが、風雨が激しくなったのは
安心した2日の夜!

激しい風と打ちつける雨音で
目が覚めるほど!!


今朝、いつものように

フットパスを
パトロールしてみると・・・

あちこちに、その嵐の傷跡が。





 こんなに大きな木も
根元から倒れていました。




 道路沿いの 背の高いポプラは
細身で風圧を逃れられたからなのか
健在でしたが、


大好きだった、しだれ柳の巨木は
耐え切れず、悲しい姿に。


美瑛の観光ポイントの
「親子の木」も、

並んでたっていた
3本うちの真ん中の木が
倒れてしまったそうです。

残念です。



数日前まで
爽やかに咲き誇っていた
我が家の緑肥用のヒマワリも、




全て うなだれてしまいました。

でも、まあ、
結果的に、この程度の
被害ですんだことに安堵。


 嵐が去り、日が昇ると、

動物たちには、すぐまた
平常が戻っているようでした。




 そして、すさんだ光景を
慰めるかのように

紅葉は、ようやく
美しくなり始めていました。






駆け足で!


9月の最終土曜日の夕方、
東京から母がやって来ました。

今回の目的は、ただ、ただ
「フットパスの紅葉を見る!」
でした。

ところが今年は9月中、
1回も霜が降りなかったので、
地中が暖かかったのか

昨年ほど平地の紅葉は
進んでいませんでした。


おまけに母の5泊6日の滞在中
天気予報は連日、傘マーク。


なんとか、せねば・・・


かろうじて日曜の午前中が
曇りだったので、早朝ドライブを決行。

山ならば、何とか・・・。

再び、旭岳にしゅっぱ~つ!

何でも、今年は
「10年に1度の美しさ」と言われた昨年を
上まわるほどの紅葉とのこと。 


ほらっ、よかった!

標高約1100mの山麓駅から乗った
ロープウェイの
真下に見える木々。

クリアで美し~い!

でも、一気に上った
標高約1600mの姿見駅で
ロープウェイを降りると
そこは真っ白。

雲の中 !?


降り立った自然探勝路から
北海道の最高峰2291mの山頂まで、

その部分だけが丸々すっぽりと
深い霧に覆われ、

足元以外は全く・・・。

ちょっと残念。




それでも間近で色づく景勝を見られ、
母はとても喜んでくれました。


昼前の帰宅の頃には
もう雨が降り始めましたから、
まぁ、ラッキー。


そして、翌日の北海道新聞では
こんな記事が!


ぎりぎりでしたね。


カフェ周りではこんなのも発見。


もう、ユキムシの季節なんだ。



母が帰る日、大雪の山々は既に
すっかり姿を変えていました。


私たちが歩いたあの山も、
すっかり。